セレック治療
希望する審美的修復物を得ることができる治療方法
セレックは独自のCAD/CAMシステムであり、患者様個別のオールセラミック修復物を最短で来院1回で治療が可能となります。
最先端の3D光学カメラを使用して口の中をスキャン撮影し、コンピュータ上で修復物の設計・デザインを行い、チェアサイドのミリングマシンという専用の制作機械にてスピーディーに作製、その日のうちにオールセラミック修復治療が完了するため、痛みもなく自然な形の歯を取り戻すことができます。
・粘土のような印象材で歯型をとらないので、苦しくない。
・口腔内カメラで連続写真を動画で撮影して3D画像を作り出すため、人の手を介して起きるヒューマンエラーが殆ど無い。
・従来2回以上の来院が必要だった治療が1日ですべて終えることができるワンデイトーナメント
・歯と同じ色調でしかも長持ち。ワンデイトーナメントでは自然に治療ができるため、どこを治療したのかわからないぐらいまでの自然さがある。
・口の噛みあわせの状態、噛む力、その人の持っている本来の歯の色等から最も適した材料を自由に選択することができます。
その他の治療方法「メタルインレー治療」
治療後に「歯が銀色になった」「金属で少ししみることがある」という不快症状がでることもあります。また、金属アレルギーがある場合、口の中に金属治療があると、食べ物による酸やアルカリから腐食し、金属イオンが発生して体にアレルギーや発疹が発生する場合があります。口の中にメタルを使わない、メタルフリー治療が注目され、金属アレルギーのある方は口の中に金属が入っていないかを調べてもらうのが良いかと思います。
歯の治療は1回やると、一生長持ちすると思っていらっしゃる患者様もいます。しかし、実際には治療で一生長持ちするというたぐいのものはありませんし、メタルインレー治療は、大学の研究によれば平均寿命は5年から8年程度と言われています。
その他の治療方法「コンポジットレジン治療」
白いプラスチックを虫歯を除去した穴に詰める治療もあります。前歯には有効ですが、噛む力の強くかかる奥歯、そして奥歯の歯と歯の間の虫歯治療には向き、不向きがあります。
治療の予後調査でも奥歯の歯と歯の虫歯の治療としてコンポジットレジン治療はメタルインレー治療よりも短命で再度虫歯になりやすいと言われていて、その後の歯の寿命が短くなることが多く見られます。見た目には白くてきれいで、医療保険で治療が可能なのですが、長持ちしないのが欠点です。